忘れたくないこと

わたしの思い出

一睡もせずに踊りあかしたい夜に

たどり着く先に何もなくたって構わないと思えるほどの若さは失ったと思っていたけれども、わたしは全然変われていない。

レパルスベイにて昼に見る夢

どんなに飲んでも顔色は変わらないけれども、本当はアルコールなんて一滴も身体に入れたくないと思っている。 どんなにくらくらしていても、鏡に映る自分はいつも青白くって笑ってしまう。思えば、ずいぶん遠いところに来てしまった。次の6月で私は23になる…

月食の夜

玄関のドアを開けたら、満月だった。この角度。わたしは思い出す。あなたはその夜、階段の踊り場で煙草を吸っていた。地球の影で、月の明かりがぼんやりとした暗がりの中にその火は赤く、ゆらゆらしていた。どこかへ行くのに階段を降りるあなたに、わたしは…

2014年9月のこと

Summertime Sadnessという歌を聴くと,思い出す人がいる. 多分もう二度と会うこともないだろうけど,その人と出会ったことを,わたしはもうずっと誰かに聞いてほしかった. あの時,わたしははたちで,長い長い夏休みをひとり,フランスで過ごした.その人…